浜松市「竜ヶ岩洞」に行ってみた
今回は静岡県浜松市にある竜ヶ岩洞という鍾乳洞(しょうにゅうどう)に行ってきました。静岡県内では唯一の鍾乳洞となる貴重なスポットでございます。ちなみに竜ヶ岩洞の読みは(りゅうがしどう)です。
■鍾乳洞とは?
石灰岩中の割れ目または層理面に沿って流れる地下水の溶食作用によってできた地下の洞窟。
引用:辞書
ちなみに数センチ成長(伸びる)までかなりの年月を要すようですよ。一般的に言われているのが1cm成長するのにおよそ100年だそうです。
撮影日:2014年2月20日
そういえば2人一緒に鍾乳洞に入るのは専門学校の卒業旅行で訪れた沖縄県の「玉泉洞」以来のことです。
画像掲載元:はる蔵とすけぞぉの関係とは?素顔が見られる専門学校時代の写真まとめ
竜ヶ岩洞の紹介
■竜ヶ岩洞について
2億5千万年前の石灰岩地帯に形成された総延長1000mを越える東海地方最大級の観光鍾乳洞です。
約400mの観光ルートは繊細で豊富な鍾乳石で彩られ、中でも落差30mの地底の大滝はまさに圧巻!引用:公式サイト
■鍾乳洞内の気温
洞窟の種類は違えど僕らは今まで駒門風穴(御殿場市)や室岩洞(松崎町)といった洞窟に行ってきました。
どちらも夏場に最適な避暑地であったので、ここも当然寒いと思い込んでいて防寒対策して中に入っていきました。しかし…竜ヶ岩洞の鍾乳洞は寒くない。
むしろ洞窟内は温度差がないと言うか若干温かくも感じました。どうやら夏は涼しく冬は暖かいそうです。年間気温平均18℃とのこと。
■足場が良い
特にお年寄りはこういった場所では足場が悪いとバランスを崩して転倒してしまうケースもあるかと思いますが、足場はしっかりと整備されており歩行しやすい。
また手すりが設置されておりますので、お年寄りに優しい環境でございましたね。
■最初は偽物かと思ったけど…本物だよ
鍾乳石と言うと湿ってるとか水滴があったりするイメージがあったのですが、最初触った鍾乳石はカラカラに乾燥しておりました。
なので最初は若干偽物っぽい印象を与えましたが、奥に進むごとに本格的に水っぽさが増して、水滴が垂れている鍾乳石がしっかりありました。
■鍾乳石
氷柱状になっているものから様々な形状となっている鍾乳石がありました。
黄金の富士と名付けられている鍾乳石もありましたよ。
■光の演出が素晴らしい
同じような洞窟内で同じような照明の色だときっとすぐに飽きます。
しかし各場所によっていろんな色の表現を変えております。
例えば落差30mの「黄金の大滝」では以下の演出。
これだけではなく水中のライトアップは犯罪級にキレイです。
犯罪級とか表現が意味不明ですが…とにかくキレイだということ。
それに水中だけではなく岩×水のライトアップも素敵。
以下は洞窟内の岩をライトアップしたもの。
■注意せよ登竜門は体型制限あり
登竜門を通る場合はお賽銭を賽銭箱に入れます。
※ただし登竜門ルートを通る場合は主に2点の注意が必要です。
1つ目は頭上の高さに注意という点。
2つ目は以下の写真をご覧ください。
とても嫌な表現ですが肥満体型の方や体の大きな方は通ることができないことと思われます。
■コウモリは実在するのか?
気になった点はコウモリに関する看板の「竜ヶ岩洞で見つかったコウモリ」という書き方。見つかったというのは過去形の話?
そこでネットでいろいろ調べてみたのですが、どうやらたまにコウモリが出現するそうですよ。
この目でしっかと確認したことではないので保証はできませんが、つまり竜ヶ岩洞にコウモリは実在するとのことです。
■癒しとパワースポット
鍾乳洞内は聞いているだけで癒されるようなゆったりしたヒーリング系のBGMが流れておりました。これは神秘的な感じの演出としても良い感じでございます。
続いてパワースポット的な面をご紹介します。
【鐘の鳴る樹】
平安と蓄財・繁栄のシンボルだそうです。両方同時に鳴らすのがポイントです。
【夢幻の岩穴】
家内安全・合格祈願・縁結びの穴場だそうです。鐘の紐が…犬の散歩用の紐という点にはユーモアさと神々しさも兼ね持つそんな場所でした(笑)
【など…】
先ほども少しご紹介しましたが、鍾乳洞内にある黄金の大滝(日本最大級の地底の滝)・登竜門など所々パワースポット要素があります。
■天恵の泉(天然水)が日本一体に良い水らしい
洞窟内に「天恵の泉」という天然水が湧き出るところがありました。
これを直接飲んだ感想は特別な感想はなく至って普通の水のような感じがしました。温度も冷たくもなく温くもないという感じ。
この後に売店で購入した天恵の泉のペットボトルで知った情報なんですが、日本一体に良い水だとのことです。
この水のレビューもしたので興味のある方は以下の動画も再生してみてくださいね。
■展示物
順序が所々前後してしまっておりますが、出口間際には展示物等が飾ってありました。
ちなみにその先に行くと売店があります。
■竜の棲家ようきた洞
竜の棲家ようきた洞という部分には足湯ならぬ足水スポットがあります。
日本一の足水施設らしいのですが、黒い物が浮いていたり、タニシがいたり…とっても微妙な感じでございました。
足水スポット近くにはまた洞窟があります。
僕らは訪れた時は期間限定のイルミネーションライトアップイベント時だったので凄くキレイな空間を見ることができましたよ。
ちなみにそのイベント名は「電飾洞窟・ようきた土蛍」です。
※ようきた洞・足水ともに無料で入ることができます。
■顔出しパネルで記念撮影
顔出しパネルマニアのすけぞぉと一緒に記念写真を撮りました。自然形成された洞窟ではなく竜ヶ岩洞って洞窟を掘ったのかな?
■食事処
食事処は「竜ヶ岩洞食堂ふるさと」というお店が竜ヶ岩洞のメインなんですが、駐車場付近に「お好み焼き ほんま」というお店がありまして、僕らは「ほんま」さんに行くことにしました。
【はる蔵注文:お好み焼きミックス】
【すけぞぉ注文:焼きそば肉玉】
2人してとても満足して食しました。小規模なお店なんですがあなどってはいけません。本当においしかったですよ。また満腹になるまで食べに行きたいと思えました。
■その他
時間の都合上動画でご紹介できなかったのですが、キレイな菜の花の花壇がありました。季節によって花が変わるんでしょうね。
あとがき
竜ヶ岩洞に行ってみて「もう少し入場料が安かったら良いのに…」と言うのが僕らの辛口感想なんですが、これは価値観の違いなので興味を持たれたらまずは一度行ってみてくださいね。
価値観の違いで安い・高いの感覚は当然変わると思うので、一個人的な意見で言わせていただきました。
この場所の情報
- 名称:竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)
- 所在地:静岡県浜松市北区引佐町田畑193
- 駐車場:あり
- 駐車料金:なし(無料)
- 公式サイト:竜ヶ岩洞
記事作成者:はる蔵
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