映画『百瀬、こっちを向いて。』で話題の“恋届”を書いてみた
みなさんは「恋届(こいとどけ)」という言葉を聞いたことがあるでしょうか?
このブログは2014年3月に書いているのですが、現在インターネットでちょっとした話題となっている言葉です。
2014年5月10日に公開する「百瀬、こっちを向いて。」という恋愛系の映画があります。
映画に疎いすけぞぉはあまり詳しいことはわからないので、ちょっと調べてみました。
元々は小説の恋愛集で、タイトルの名前が『百瀬、こっちを向いて。』らしいですね。
つまり原作は小説?っていうことで合ってるのかな?
映画には人気俳優の向井理が出演するそうです。
ただ、映画のあらすじについては調べてみましたが、よくわかりませんでした。
ということで映画館でご覧ください(笑)
映画のロケ地として使用された千葉県流山市(ちばけんながれやまし)という自治体が映画制作に全面協力をしたことを記念して発表したもの、それが「恋届」なのです。
つまり恋届を発表したのは流山市という自治体なのです。
■映画『百瀬、こっちを向いて。』で話題の“恋届”を書いてみた
恋届の概要
上記の説明では恋届の内容がわからないと思うので、もう少し踏み込んで触れていきます。
わかりやすいように「婚姻届(こんいんとどけ)」を思い浮かべてください。
恋届はわからなくても婚姻届は誰でもわかると思います。
婚姻届とは結婚するための誓約書のようなものですね。
これから結婚しようとする二人が婚姻届にお互いサインをし、自治体に提出することで晴れて法律上、夫婦と認められるわけです。
恋届とは婚姻届のようなフォーマット(紙)に“書かれている質問に対して記入をしていく”というものです。
実際の恋届のフォーマットは下記です。
このフォーマットは流山市のホームページの恋届特設ページからどなたでもダウンロード(印刷)することが可能です。
フォーマットを印刷し、ボールペンで記入する方法と、ウェブ上で文字をキーボード打ちをしてから印刷する方法の両方ができます。
個人的には、やはりこういうものは手書きに限ると思うのですが。
公式ページ:千葉県流山市
恋届は実際に今現在、恋人がいるのであれば婚姻届のように二人で記入できます。
また、片思いしている人や実際は存在しない相手(二次元)に恋愛している人はその人のことを想って一人で記入しても大丈夫です。
なんのことを言っているの?と思う人がほとんどでしょう。
テキストでは上手に伝えられないので、興味のある人は特設ページで確認してください。
記入した恋届ですが、実際の婚姻届のように自治体で受付印を押してもらうことができます。
自治体といっても、もちろん流山市だけです。
記入した人ならどなたでも押印してもらうことが可能です。
遠くて流山市役所に行けない人でもウェブ上で受付印を押印され、プリントアウトして自分で保管することができます。
ただ、恋届は婚姻届のように法律効力は持ちません。
ではなぜ記入して提出をするのか?
それはただ単に自己満足かや記念、ネタでやることくらいの理由しか見当たりません。
恋届の記入内容
恋届には以下の内容を記入していきます。
- 自分の名前と相手の名前
- 相手は自分のことを恋人と認めているのか?
- 告白予定日とその伝え方
- 相手との出会いの場所
- 出会った日時とその状況
- 二人で訪れたい場所
- 相手に伝えたいことや聞きたいこと
- 相手は初恋か?既恋か?※
※既恋とは2回目以降の恋愛を指すそうです。
以上の内容となります。
テキストではわかりにくいと思うので、特設ページで確認してください。
恋届を実際に書いてみた
すけぞぉもネタになればいいなと実際にフォーマットを印刷して手書きで記入してみました。
記入している様子は動画でご覧いただけます。
すけぞぉの場合はパートナーがいるわけではないので、本当にテキトーに記入しました(笑)
自分でも何で書いているのか?何を書いているのか?わけがわからなくなりましたね。
あとがき
書いてみた感想ですが、記入する質問の内容の意味がよくわからない部分があったり書いていてもまったく面白みがなく、流山市は何がしたいのか正直よくわかりませんでした。
流山市は若者の恋する気持ちに賛同して恋届を設置したとのことらしいのですが、それにしては内容がお粗末過ぎて理解不能です。
まぁ、一番の目的は映画のPRだとは思いますが。
記事冒頭で恋届がインターネット上で話題となっていると書きました。
それは人気があるからではなく、「何のために書くのかわからない」等といった評判で話題となっているのです。
恋届を設置したことは微妙だったとしても、話題になったことで映画のいい宣伝になったことは間違いないですね。
記事作成者:すけぞぉ
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