傷心旅行「静岡県沼津市~山梨県」に行ってみた
傷心旅行と言えばきっと失恋というイメージをもつ方が多いかと思いますが、人が傷心するのは恋愛関係だけではありません。またどんな些細なことでも人によっては大きな傷となる場合もあるでしょう。
はる蔵の場合、全て自身の原因なんですが、パチンコでハンパなく負けすぎて…心と財布に相当大きな深手を負いました。
そんなこんなで傷心旅行の旅に1万円だけ持って行ってくることに。
■旅行の目的
- 1万円以内で貧乏旅行を満喫する。
- ストレス発散をする。
- 癒される。
- 神頼みする。
- 諭吉先生1枚あれば何とかなるかやってみる。
傷心旅行の目次&動画
- このままじじゃダメだ…そうだ傷心旅行に行こう
- 夕方の千本浜海水浴場で癒しを求める(静岡県沼津市)
- 嫌なことは歌って忘れよう!人生初1人カラオケ編(静岡県沼津市)
- 山中湖付近で夕飯・叫ぶ・車中泊・朝の散歩(山梨県山中湖村)
- 山中湖周辺を出発し花の都公園へ(山梨県山中湖村)
- 富士吉田のうどんではなく松屋で朝食
- とりあえず河口湖へ(山梨県南都留郡富士河口湖町)
- 河口湖付近の八王子神社で参拝&お清め
- 山梨といえばぶどう!激安ぶどう狩りの美咲園へ(山梨県笛吹市)
- 旅の疲れには温泉!日帰り温泉でリフレッシュ(山梨県甲府市)
- 昼飯「日本一の絶品ほうとうを食す」(山梨県甲州市)
■その他
このままじじゃダメだ…そうだ傷心旅行に行こう
傷心しきっていたはる蔵は何をしようと集中できなかった。これを無気力感と言うのが最も適切かもしれない。
そんな自分に嫌気をさしていて、更に悪循環すぎる日々を送ってた。
この悪循環を断つためには何が出来るのか?仕事をサボるわけにはいかないし、金もない。
そこで思いついたのが傷心貧乏旅行です。これをネタにすれば仕事にもなるわけだ。恥さらしだが、これしかないと思った。
そんなこんなで貴重な1万円を銀行からおろし、旅に出るのであった。
はじまり~はじまり~。
夕方の千本浜海水浴場で癒しを求める
傷心旅行の大定番である海。このシーンだけは欠かせない。
この旅行は山梨県を主体に考えていたのですが、山梨県には海がないので、沼津市にある海(千本浜海水浴場)へ行くことにしました。
本当は黄金崎公園(静岡県西伊豆町)から見える海と夕日にしようかと思いましたが、少し遠いので却下。
千本浜に到着するとそれが時間的にもちょうどいい感じで夕焼けがとっても素敵な感じでしたね。
1つ苦言を言えば…数多くのカップル達に後ろから見られていてめっちゃ恥ずかしかった。
上記のようなシーンを自分自身にカメラを向けて1人で撮っているわけですからね…。ホント視線が痛かった(笑)
でもね、海で過ごした時間本当に癒されました。この旅一番と言ってもいいくらい癒されましたね。
素敵な夕焼けに波音はたまりませんわ。
嫌なことは歌って忘れよう!人生初1人カラオケ編
ストレス発散になるようなことで思いつくのはカラオケやバッティングセンターかな?
本当はバッティングセンターの方が行きたかったんですが、動画撮影をしやすい方にしました。
そんな感じでカラオケ屋(ラジオシティー沼津駅北店)に行くことにしたのですが、1人カラオケなんて初体験です。カラオケすら何年ぶりなのか思い出せないくらいなのにね。
動画ではお見苦しい映像ですし、何より下手なのでカット&早送りしまくってましたが、励まされるような歌詞がある曲を3曲歌いました。
意識しすぎていたのかもしれませんが、店員を含め部屋を通りすがる人みんな…あざ笑うかのように見てきて落ち着きませんでしたね(笑)
まぁそれでも楽しかったしストレス発散にはなったけどね。
正直つまらないゴミ動画ですが、1人カラオケのプチロングバージョンは以下のリンク先で限定公開しております。
※現在準備中!後日アップロードします。
山中湖付近で夕飯・叫ぶ・車中泊・朝の散歩
カラオケをし終わった後にのんびりと山梨方面に向かっていきました。
第3目的地は山中湖で一晩過ごす計画ですね。
■夕飯
はる蔵は基本的に旅先でファミレス・チェーン店をセレクトするのは大嫌いなんですが、腹が減りすぎてもう待てなかった。
そんなこんなで近場にあったジョナサン山中湖店で夕飯を食すことにしました。
カレーうどんにしたんですが大盛りにできないと言われました。腹が減っていたからか相当おいしく感じて…それが救いでしたね。
■山中湖の中心で不満を叫ぶ
あれです…あの有名な小説・映画のタイトルをパクリました(笑)
周辺には民家もないし、誰もいない夜ならチャンスだと思って暗闇の中叫ぶことに。
実はこの後もボッタくりのパチンコ店名を出して大声で叫んでました(笑)
■車中泊
トラックなどが休憩できるような広い駐車場があったのでそこで車中泊(親父の車)することにしました。
基本中の基本、宿代を安く抑えるのが貧乏旅行のポイントっす。
もちろんエンジンかけっぱなしで寝てしまったらガソリン代がかかるので、切って寝ましょう。
寝床は平らではないし、寒かったこともあり落ち着いて熟睡はできなかったんですが、こればかりは安く済ませる以上致し方ない。
それでも広々した車ってやっぱり便利っすね。
■朝の山中湖の周辺散歩
早朝の散歩ってやっぱり清々しい。
山中湖から見える富士山を期待していたんですが結局見ることができず残念。そんな感じで天気は微妙だったんですけど、湖周辺の朝靄(あさもや)が素敵でした。
悔しいので看板に映っている富士山をバックに記念写真を撮りましたよ(笑)
またいつか山中湖×富士山を撮ったり、水陸両用バスに乗ったりしてみたいですね。
山中湖周辺を出発し花の都公園へ
山中湖から少しだけ離れた場所にある花の都公園(山梨県山中湖村)。
花の都公園は有料の観光施設なんですが、無料でお花を楽しめるエリアもあります。
はる蔵が撮影した場所は多分無料エリアなんだと思いますが、有料エリアに行きたくてもまだ朝も早かったためやっておりませんでした。
花は好きでも、無知なため何の花か分からないのですがとってもキレイでした。
広大な土地にこれだけの花でいっぱいにするなんて、名前通りさすが花の都公園だわ。
富士吉田のうどんではなく松屋で朝食
富士吉田という場所にある松屋に寄ったんですけど、旅行前にすけぞぉが「山梨行くなら吉田のうどん食ってきな」なんて言ってたんです。
本当はうどんを食したかったんですが、どの店もまだ開店している時間(6時30分)ではなかったため、致し方なく結局松屋にしました。
少し話が変わるがはる蔵は牛丼チェーン店では松屋が一番大好きだ。とは言え牛丼よりも他のメニューを注文することが多い(笑)
今回も牛丼ではなく朝食の定番メニューにしました。
これはシンプルにうまい!朝飯は白米に味噌汁はたまらんっす。
大盛りにしても安いってのが更に素晴らしい。
とりあえず河口湖へ
河口湖に向かったのは何となく…。向かっている途中で晴れて富士山が見られればいいなみたいな(笑)
結局晴れることなく、富士山も全く見ることができませんでしたけどね。
正直言って富士山の見られない河口湖はハンパなくつまらなかった。そして同じ富士山が見られないにしろ山中湖の方がのどかで居心地が良かった。
ロープウェイ(河口湖天上山公園カチカチ山ロープウェイ)に乗れてたら好感度はまた変わっていたのかもしれませんが…。
河口湖付近の八王子神社で参拝&お清め
あまりにも河口湖が微妙すぎて辺りを散策していたら神社を発見。神社の名は八王子神社です。
計画ではどこかしらの神社に寄っていくつもりだったため、これはちょうどいい。
賽銭金額は1円。今回は貧乏旅行なんでお許しくださいって感じですね。
願いはもちろん今回傷心旅行へ行くきっかけとなったことに関することです。いやらしい願いですが、本旅行に合った祈願っす(笑)
そして念入りにお清めしてきましたよ(笑)
山梨といえばぶどう!激安ぶどう狩りの美咲園へ
山梨といえばぶどう。しかもその旬な季節に傷心旅行中なんですから運が良い。
これはぶどう狩りをするっきゃないでしょう。
平均的に1500~2000円程度する農園さんが多いのに破格な値段(食べ放題900円)で提供する美咲園さん。騙されたと思って山梨県笛吹市にある美咲園まで行ってみることに!
結論から言えば、実際は騙されるもなにも…期待以上のクオリティで、ある意味期待を裏切ってくれましたね(笑)
巨峰とか言いつつ小さかったり、甘みもない枯れ気味なぶどうしかないかも…なんて想像してしまった自分が情けない。
甘いし大きいし種もなくてとっても食べやすい。
おまけに園主の方の気配りが良く、とても良い方でしたよ。ぶどうはうまいし温かい心に触れ最高!
園主の方は動画で少し映ってますが、ちゃんと許可を得ております。
本当はぶどうを一つおみやげに買おうかなと思ったのですが、今回は1万円のみの貧乏傷心旅行なんで、そこが無念。
公式サイト:ぶどう狩り美咲園
旅の疲れには温泉!日帰り温泉でリフレッシュ
ぶどう狩りをした園主の方のおすすめ温泉を教えていただき、訪問したのが山梨県甲府市にある源泉湯「燈屋(あかりや)」さん。
料理もうまいとのことで興味深々だったんですが、昼飯はほうとうを食すと決めていたので、温泉だけを楽しみました。
日帰り温泉もボチボチな値段で楽しめ、施設内も清潔感のある温泉施設でしたよ。
動画をご覧いただければ分かりますが、お風呂上りの牛乳で少しハプニングがありましたが、あれは他の客がいない間に撮影しようと焦っていたからです。
風呂場でビデオカメラ持ってたらハンパなく怪しいでしょ(笑)
なので素早くフタを開けようと強引に押し込んで取ろうと思ったんですよね。そしたらあぁなったワケです(笑)
まぁいろいろありましたが、温泉でスッキリ清潔になれて最高の気分でしたよ!
公式サイト:源泉湯 燈屋
昼飯「日本一の絶品ほうとうを食す」
この旅で一番楽しみにしていた「ほうとう」です。
実は山梨に行く度に毎回「小作」というお店に寄っていたんですが、今回は別の店を探すことにしました。
ネットでうまそうなところを検索して見つけたのが、日本一というほうとうを提供するという「頑固おやじの手打ちほうとう」さん。
これはホント最高にうまい!今まで食べてきた小作さんのほうとうの味とは全然違うが、これはこれの良さがある。
とても薄い味付けなんですけど、素材の甘み・うまみがハンパない。
味が濃ければなんだってごまかせる部分はあると思いますが、これだけ薄くてこのうまさは反則っすよ。
公式サイト:頑固おやじの手打ちほうとう
旅費の詳細と累計額
はる蔵は旅行やどこかに出かけると飲み物購入で毎回たくさんお金を使っているんですが、今回は極限まで抑えました。
今回はあらかじめ空のペットボトルに水を入れて持っていったり、なくなれば給水したり(笑)それだけでも1000円以上の節約ができたと思います!
- カラオケ:137円
- 夕飯(カレーうどん):934円
- 夕飯(パン):105円
- 温かいお茶:136円
- 朝食(朝定食):440円
- お賽銭:1円
- ぶどう狩り:900円
- 温泉:900円
- 牛乳:100円
- 昼食(ほうとう):1,500円
- コーヒー:150円
- ガソリン代:3,000円
合計金額:8,303円
残金:1,697円
こうやって振り返ってみると食べることにお金を使っている旅行だな(笑)
感想・あとがき
はる蔵は旅行ではあまりケチりたくない人です。細かいことは気にせずストレスフリーで楽しみたいから。
でも今回、たった1万円でも案外ストレスフリーで楽しめることが分かった。もちろん制限される部分はあるが、それはそれで楽しいですね。言うほど我慢することもなかったし(笑)
では本題である傷心旅行についてのお話。
この旅行によって更にお金がなくなったし、完全に傷が癒えたわけではないが、やはり大きな活力アップにつながった。
活力はお金では買えないので、これは良い気分転換になったと言えるでしょう。なのでこの旅行でかかったお金は惜しむことはない。
あえて言えばハイキングとかして自然を堪能したかったのと、天気が悪く富士山が見えなかったのが残念で仕方がない。
静岡も山梨も同様、富士山が見えない日でも楽しめるような地でなければダメですね。富士山に頼りきるのはナンセンス。
「富士山見えなかったけど大満足」と観光客に思われるようでないとダメですな。
そう感じたからこそあれこれ静岡も富士山以外のスポット紹介も強化していきたいと思いました。得るものがあった旅行と言うか良い勉強と経験になった。
では、みんなも傷心した時には旅行にでかけましょ。1泊2日程度の短い旅行だって十分に楽しめるぞ!
最後に一言。くだらない傷心理由とアホすぎるお恥ずかしい映像の数々…大変申しわけございませんでした(笑)
記事作成者:はる蔵
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