川根本町「寸又峡(夢の吊り橋&もみじ紅葉)」に行ってみた
「ついに行ってきました!」
ということで今回はすけぞぉが今、一番行ってみたかった場所に行ってきました。
その場所とは静岡県川根本町にある寸又峡(すまたきょう)です。
実はまだ今までに1度も行ったことがないんですよね。
寸又峡に来た目的は紅葉を見ることと、夢の吊り橋を渡ることです。
ここ最近は静岡のローカルテレビで“奥大井の魅力”ということで寸又峡の特集をよく観ます。
それもあって余計に期待が膨らんじゃいますね!
それでは動画をご覧ください。
撮影日:2013年11月22日
寸又峡までの道のりを甘く見てはいけない
寸又峡といえば“めちゃ遠い”というイメージがある方も多いと思います。
行ったことのない方のために簡単に紹介しておきます。
国道1号バイパスのインターチェンジを降りてから約60km近くあります(笑)
広くて平坦な道もありますが、基本は山道で道幅が狭いです。
特に寸又峡付近は山道のアップダウンが急なため注意が必要となります。
すけぞぉも行くまで知らなかったんですが、ゴールデンウィークや行楽シーズンには道幅が狭いところに警備員が立っています。
交通事故防止のため、片側交互通行になる場所が何箇所もあり、交通整理をしてくれています。
1度停止すると15分くらい停まってしまった場所もありました。
それだけの時間、停止していると後続は大渋滞でした。
ちなみにすけぞぉが訪問したのは平日(金曜日)だったんですが、決してスムーズな通行ではなかったですね。
「これが休日だったら…」ということを考えるとゾッとします。
寸又峡にたどり着くのに行きは約3時間、帰りは約2時間30分かかりました。
合計すると約5時間30分ですよ。
すけぞぉは掛川市に住んでいるので、距離的に考えればそこまで遠いっていうこともないです。
山道だったり片側交互通行の渋滞があって、こんなに時間がかかってしまいました。
ということで。
片側交互通行の期間に寸又峡に行く人は心して行ってください。
といっても寸又峡は行楽シーズンに行く人が大半だとは思いますので、だいたい片側交互通行ですね。
出かける前には目的地までの道のりや交通情報を確認をしておくことをオススメします。
車の故障は仕方ないとしても、間違ってもガス欠にだけはならないようにしてください。
行楽地ですからガソリンスタンドは所々にありますけどね。
寸又峡に到着!こんなに賑わっているとは!
長い道のりを乗り越えて寸又峡に到着!
駐車場に到着したのは午前11時くらいだったと思います。
ちなみに駐車場は何箇所かあるのですが、有料です。
詳しくは記事の最後で紹介します。
すでにたくさんの人がいました。
若いカップルも最近はたくさん訪れるらしいのですが、平日ということもあってか年配の方が多かったです。
寸又峡は賑わっていたというか活気がありました。
近くに温泉があったり、宿泊施設があることは事前に調べていたので知っていたのですが、おみやげが売っていたり、食事処があったりで盛り上がっていましたよ。
そんなおみやげ売り場の横には簡易郵便局がありました。
「どうして寸又峡に郵便局?」と思いました。
地元の人が利用するのか?それとも観光客が主に利用するのか?どっちでしょう。
駐車場に目を向けてみると、県外ナンバーの車もたくさんありました。
寸又峡は間違いなく静岡県の観光地の一つでしょう!
夢の吊り橋まではのんびり徒歩で!
寸又峡に来た目的の一つである“夢の吊り橋”がある場所を目指しました。
入口からすぐの場所にあると思ったんですが、吊り橋までは1.5km(徒歩で15~20分)ほど距離があるとのことなので、のんびり歩くことにしました。
吊り橋までは距離があるので、歩くのが心配な方は吊り橋近くまでカートで送ってくれますよ。
移動カートは無料で、寸又峡ガイドもしてくれるとのことです。
非常にありがたいサービスです。
まさにこれぞ「お・も・て・な・し」ですね。
トンネルや山々に囲まれたところを歩いていくと吊り橋に到着します。
撮影日当日は風は吹いていませんでしたが、空気はひんやりしていました。
天気が良くて、太陽も出ていたので歩いているうちにすぐに暖かくなりました。
というか途中からは背中から汗をかくほどになっていましたよ。
有名な夢の吊り橋を渡ってみた
夢の吊り橋はローカルテレビだけでなく、全国放送でも取り上げられるほど有名です。
何でそんなに有名なのか?
知っている方も多いかもしれませんが、夢の吊り橋は「死ぬまでに一度は渡りたい世界の徒歩吊り橋10(10位)」に選ばれている日本を代表する吊り橋なんです。
橋は高さあり!長さあり!
下はキレイなエメラルドグリーンのダム湖の湖水。
渡る時には揺れによる不安定さでスリルがあります。
そんな感じもこの橋の魅力の一つです。
神秘的な場所というか「自然を堪能しているなぁ」と思える吊り橋でした。
すけぞぉはオススメしますよ!
言い忘れていた注意点があります。
GWや紅葉シーズンは吊り橋が一方通行になります。
吊り橋を渡ったら山の周りを1周歩いて元の場所に戻ってくるというルートになっています。
ただし、上記で書いたとおり吊り橋は若干スリルがあるので渡りたくないという人は渡らないルートを行ってみてください。
下記の絵をご覧ください。
■吊り橋を渡るルート
■吊り橋を渡らないルート
すけぞぉの下手な説明で分からなくても、実際に行けば分かると思いますのでご安心ください。
尾崎坂展望台に行ってみた
吊り橋を渡ってすぐに300段を超える急な“えっちら階段”という階段を上ります。
これがなかなか大変なんですよね。
運動不足のすけぞぉは当然のように息があがっていました。
その後、尾崎坂展望台(おさきざかてんぼうだい)という展望台に向かいました。
展望台からの景色はなかなかで気持ちよかったですよ。
ちょっと周りに目を向けてみると電車らしきものを発見。
この電車は千頭森林鉄道(せんずしんりんてつどう)と呼ばれ、その昔に伐採した森林を運搬する鉄道として活躍していたそうです。
お客さんを乗せて運転していた時代もあったみたいですよ。
今ではこうして展望台に景色を見に来た人たちを佇みながら見守っています。
この展望台は休憩スペースもありますし、自動販売機もあるので飲み物を購入できます。
飲み物を飲みながら腰を下ろして景色を見ながら小休憩!みたいな感じがいいですね。
ただこの自販機がすけぞぉのツボでした。
同じ種類の飲み物が多い!(笑)
運搬は大変だと思いますが、値段は良心的でした。
ほぼ通常価格?だと思います。
今年の夏に富士登山をしましたが、そこでの自動販売機の飲み物の値段にビビったことを思い出しましたよ。
その写真がこちら。
公園でなかなかの紅葉狩りができる
寸又峡に来たもう一つの目的は紅葉狩りです。
夢の吊り橋付近は紅葉していなかったです。
というか、もみじ自体があまりない?感じでした。
それでもちらほらともみじは見られ、なかには紅葉しているところもありました。
帰り際に寸又峡入口まで戻ってくると、近くにやたらと紅葉している場所を発見しました。
草履石公園(ぞうりいしこうえん)という公園です。
とにかくキレイに紅葉していました。
下記の写真です。
どうでしょうか。
綺麗に紅葉しているでしょ?
環境美化募金の協力をお願いします
寸又峡入口では“環境美化募金”の協力をお願いしていました。
この素晴らしい自然や景観を守ってほしいと思ったので募金してきました。
微力かもしれませんが、一人ひとりの小さな力が大きな力になりますね。
行った際には募金協力していただけるとすけぞぉも嬉しいです。
やはりいい物は後世にも残していきたいものです!
その他の写真
上記で紹介しきれなかった写真を数枚貼っておきます。
■山の景色1
■山の景色2
■山の景色3
■池に浮かんだもみじ
■山の中の公衆電話
感想&あとがき
寸又峡は初めて行きましたが、噂どおりのいい場所でした。
夢の吊り橋、紅葉、山の景色と本当に自然を堪能できました。
この場所まで行くのは大変でしたが、行く価値は十二分にあります。
苦労以上に感動や達成感の方が全然上ですね。
ただ、自然を満喫して心が満たされた後に再び車を走らせて家に向かって帰っているときがちょっと虚しいというかさびしい感じがしました。
例えてみるなら家に遊びに来た友達が帰った後に一人ポツンの部屋に残っているような?そんな感じでしょうか。
この気持ち、分かる人にはわかるはず(笑)
できることなら来年(2014年)も訪れたいと思いました。
ただ、運転は誰かしてください(笑)
GWも多くの人が寸又峡に訪れるらしいのでその時期も気になりますね。
でもゴールデンウィークはお茶刈りの真っ只中なのでお茶農家のすけぞぉは手伝いをするので忙しくて行けませんね。
代わりに誰かにリポートしてもらいたいでと思ってます(笑)
この場所の情報
- 名称:寸又峡(すまたきょう)
- 所在地:静岡県榛原郡川根本町千頭
- 駐車場:有
- 駐車料金:自動車500円、バイク200円、バス1000円
- オススメ1:夢の吊り橋&紅葉狩り
- オススメ2:温泉施設&宿泊施設
記事作成者:すけぞぉ
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素晴らしいレポートをありがとうございます。
バーチャルで行った気になれました。
遠いですが寸又峡はいい場所です。
もし機会があれば訪れてみてくださいね!