長泉町「つるべ落としの滝(幻の滝)」に行ってみた
静岡県駿東郡長泉町に通称「幻の滝」と呼ばれる滝があります。その滝はつるべ落としの滝と言うのですが、幻と聞いちゃとっても興味津々のはる蔵でした。
なんと渇水期=滝の水が見られないなんてことも多々あるそうで、レア感たっぷりの滝ですね。
情報によると梅雨時期は比較的に滝が見られるそうなので、梅雨時期を絶好のチャンスだと思ってさっそく行ってきました。
撮影日:2013年6月30日
長泉森林公園~つるべ落としの滝へ行ってみた
つるべ落としの滝までのアクセスは2・3ルートほどあるのですが、はる蔵は長泉森林公園の駐車場から出発しました。
まず第一の目標は池の平展望公園です。この公園は滝までの道のり途中にあります。
とっても景色を楽しめる場所なんで一石二鳥ですよ。ここまでの道のりについては前回の記事「池の平展望公園(長泉町森林公園)」をお読みください。
続いて、展望台を越えると山道は格段と険しく、道幅が狭くなってきます。既に地崩れしている場所があったり、崖崩れ、土砂崩れ、倒木していて道が塞がれていたり…そんな道が続きます。
梅雨時期はつるべ落としの滝を見に行くのに絶好のチャンスなのですが、逆に言えば…山道が濡れていて滑りやすく、水を多く含んだ土砂が崩れるおそれが高くなるわけですので十分ご注意ください。
距離的にはおよそ長泉町森林公園の駐車場から3.3km(約3300m)です。
到着までの時間は、撮影しながら歩いて約2時間かかりました。内休憩およそ10分程度です。
看板に記載されてある所要時間は1時間半なんですが、もう少し長めで見積もった方が良いと思いましたね。
■はる蔵の場合(撮影時間も含む)
- 長泉町森林公園駐車場から池の平展望公園まで約40分
- 池の平展望台公園からつるべ落としの滝まで約80分
この看板が見えたら大きな岩石の道を上(上流)に向かって歩く。水(滝)の音が聞こえると思います。
幻の滝(つるべ落としの滝)の正体
運良く幻の滝をこの目で見ることができました。なんとも繊細な滝だろうかといった印象です。苦労したからなのかあまりにも美しすぎて感動してしまいましたね(笑)
※つるべ落としの滝の落差20m。水量はその日その時で大きく変わるので、一概には言えませんが、平均的に考えて決して多くはないと思います。
そしてパッと見の話なんですが、以前行った観音の滝(三島市)に何となく似ている感じもしました。
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※上記写真:観音の滝
よくよく見れば全然違う感じなんですが、繊細な感じは同タイプの滝かと思われます。
■滝壺
ヘドロがあって汚らしく感じるかもしれませんが、水の透明度が高くとてもキレイでしたよ。
証拠ってわけではないのですが、ヘドロがない部分の水域を写真で撮ってみると、以下のように水が透き通ってます。
■つるべ落としの滝の写真一覧
箇条書きに大事な点を挙げてみます
- 万が一滝を見られなくても文句は言わない。だから通称幻の滝。
- 体力をつけてから行こう・挑もう。
- 雨がたくさん降る梅雨時期に行くのが理想。だが梅雨だからこその危険もある。
- 地が滑る・土砂崩れ・遭難には注意しよう。
- 手ぶらでいくのは危険です。
- 熊・ヘビなどにも注意あれ。熊よけには鈴を付けて歩くと効果的だそうです。
- 個人差があるので一概には言えないのですが、体験上滝まで2時間程度を目安に。
この場所の情報
- 名称:つるべ落としの滝(通称:幻の滝)
- 所在地:静岡県駿東郡長泉町
- ルート情報:[1]長泉町森林公園の駐車場から [2]位牌岳から
- 駐車場:あり(長泉町森林公園)
- 駐車料金:なし(無料)
滝と自然の中で食べるお弁当はやはり格別だ
はる蔵の幼少期は山遊びなんかをして育ちました。友達とおにぎりを持って探検とか、秘密基地作りの休憩にお弁当だったり、山の中で食べることが大好きでした。
それは今も変わらないのですが、めっきり山に行って遊ぶ機会なんてなくなったため、今回のプチ登山をきっかけにお弁当を持っていきました。
そして久しぶりにこういう環境の中でお昼ご飯を食べたので、最高の気分でございましたね。ただ悔やまれるところは愛妻弁当ではなくコンビニ弁当だったことだけですね(笑)
あとがき
動画の終盤でバッテリーを紛失させたと言いました。おかげで帰り際に撮影した「アジサイ沿いの道」は残り僅かな時間の中で撮影したため少し雑な感じになってしましました…。
魅力は不十分な感じになってしまいましたが、梅雨時期は滝・景色・アジサイが楽しめるのでおすすめですよ。
最後に一言…運動不足なのに山歩きして帰宅後に足が一時的に動かなくなってしましました…。以上、這いつくばっていたはる蔵でした(笑)
記事作成者:はる蔵
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