木の中に巣を作るアリの生態について記事にしてみた
もう小学生は夏休みに突入した頃でしょうか?どうやら昨今では7月27日頃から夏休みに入る学校もあるそうですね。
そこで今回は自由研究などの宿題に“もしかしたら役立つかもしれない”ネタ記事にします。
アリと言えば土の中に巣を作るというイメージが一般的ではないでしょうか?
シロアリなら話は別ですが、基本的には以前ご紹介した「13日間のアリの巣観察で分かったアリの凄さ!経過記録と変化をまとめてみた」みたいに土の中を掘って巣を作りますよね。
ですが、アリは朽ちた木(倒木した木)にまで巣を作ってしまうこともあります。アリの種類によって違いはありますが。
※また、倒木した木のみならず、生きた木の枝の中などに巣を作ってしまうこともあるようですよ。この場合、木が枯れてしまう、果実が実らなくなる場合もあるそうなんで、十分に注意が必要です。
そしてこの動画は花壇の草取りをしていた時に発見した朽木です。
図で説明すると以下のような感じになります。
巣を作るには適した環境だったはずですが、花壇の土の中に巣を作らず、アリはあえて朽木を選んだことになりますね。
話は少し変わりますが、この朽木は動画撮影のために朽木を一部破壊しました。なのでアリが卵を守ろうと必死で運びながら逃げているのです。
そんなアリの様子も見られるので是非とも動画をご覧ください。
木の中に巣を作るアリについて
北海道のような寒い場所では、土の中に巣を作るアリと、切りかぶや、たおれた木の皮の下に巣を作るアリしかすんでいません。
関東地方から西南のあたたかい地方に行くと、生きた木の皮の下や枯れ枝(かれえだ)の中に巣を作る種類(しゅるい)も見られます。
■木の中に巣を作るアリの種類(日本国内)一覧
※木だけではなく、土なども含まれます。
アズマオオズアリ、アミメアリ、アメイロアリ、オオハリアリ、テラニシシリアゲアリ、トゲズネハリアリ、トビイロケアリ、ニセハリアリ、ハリブトシリアゲアリ、ムネボソアリ…等。
参考サイト:日本産アリ類画像データベース
今回動画撮影したアリはどの種類のアリなのかは不明です。
あとがき
木の中で生活していたアリを数匹捕まえて、新たな朽木と土を用意して、どっちに巣を作るのか?とか…そんな自由研究も面白そうですね。
ってか…まるみた.comでその検証をやってみたくなってきた!きっとやりませんが(笑)
記事作成者:はる蔵
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こんばんは^^
ありの種類の多さにビックリしました!
そして朽木の様子。。。
すごいビックリして慌ててる様子でしたね
いつもとまた違う感じで考えさせられました
エアさんと同じくはる蔵も、調べながら「こんなにアリって種類があるんだー」って感心しちゃいましたよ。
種類の見分け方とか相当知識がないと分からなそうですよね(笑)