御前崎市で養殖のクエ料理コースを食べてみた

みなさんはクエという魚を知っていますか?
クエは高級食材(高級魚)と言われており、以前まではなかなか食べられない物でした。
そのためかクエ釣りも人気があるそうです。
静岡県御前崎市ではクエの養殖をしており、比較的に容易に食べることができます。

そもそもクエってどんな魚

すけぞぉは“クエ”という名前を聞いたことがある程度でした。
詳細はまったくわからなかったので調べてみることにしました。

クエとはスズキ目ハタ科に属する海水魚の1種である。
大型のハタで高級食材として扱われ、釣りの対象魚としても人気が高い。
九州では地方名でアラと呼ばれるが、同じハタ亜科に属するアラ属のアラとは別種である。
他の地方名としてモロコ(西日本各地)、マス(愛知)、クエマス(三重)、アオナ(四国)などもある。

静岡県温水利用研究センターで浜岡原子力発電所からの温排水を利用してクエの完全養殖を成功させており、地元御前崎市の特産品として売り出している。

Wikipediaより

Wikipedia(ウィキペディア)でも紹介されるくらい御前崎市ではクエが有名なんですね。
さらに調べてみると、御前崎市のホームページでもクエをゴリ押ししてます。

ホームページ:御前崎市-クエのページ

それでは動画をご覧ください。

御前崎市で養殖のクエ料理コースを食べてみた

高ゾウとクエを食べに行ってきた

元々はクエを食べに行こうと誘ってきたのは友達の高ゾウ(あだ名)です。
すけぞぉと高ゾウは同じ高校&専門学校に通っていました。
付き合いは10年くらいになるかな?
以前、まるみたの動画でも登場してくれていますよ。

参照記事:原野谷川親水公園で2013年同窓会BBQなどをしてみた

彼は水切り名人です(笑)
ぜひ上記参照記事から確認してみてください。

高ゾウに「クエを食べに行こう!」と半年前くらい前?(もっと前かも…)に誘われていたのですが、なんとなく話が流れていました。
最近久しぶりに会った時にクエの話になり、それからトントン話が進み、ついに実現しました。

クエの旬は11月から3月らしいですよ。
ちなみに食べに行ったのは11月下旬です。

夜よりも昼間の方が二人の都合がよかったので、昼食で行くことにしました。
クエ料理を扱っているお店が御前崎市内で十数店舗あるのですが、行く前にどこの店に行こうか個々に調べておきました。

しかし、クエ料理を扱うお店自体が昼間にはやっていなかったり、コース料理は5名や7名以上からでないと注文できない店があったりでなかなか見つかりませんでした。
そんな中、条件に見合うお店を見つけたのでそこに行くことにしました。

小松寿し
小松寿しというお店です。
御前崎市内(旧浜岡町)にあります。
お店の詳細は記事の一番下で紹介します。

最近、お寿司を食べるといっても100円のお寿司屋さんばかりです。
いけす

寿司カウンター
店内には“いけす”があり、カウンターの前にはネタが勢ぞろい。
本格的な感じで何となく緊張します(笑)

もちろんクエを目的に来たわけですからクエを食べますが、普通のお寿司やさんにあるようなメニューもありますよ。
寿司メニュー1

寿司メニュー2

クエのメニューはこんな感じ。
クエ料理メニュー
コースだけではなく、単品料理としても注文できるみたいです。
二人ともクエコース料理を食べることにしました。

値段を見てびっくり!5000円…
頻繁に食べるわけではないし、どうせなら…ということで思い切って。
今回だけはプチ贅沢(笑)

クエコースメニュー内容と食べてみた感想

コース料理なんて普段食べる機会はないのですが…
出てきたコースメニューの内容と食べた感想を料理が出てきた順番に書いていきます。

最初の登場したのは…
「なんだこれは?」
ご主人に聞いてみるとクエの皮だそうです。
クエの皮
歯ごたえがコリコリしていておいしかったですよ。
レモンのちょっとした酸味がいいアクセント。
柚子の入れ物
余談ですが、クエの皮が入っているこの柚子(ゆず)の入れ物…かわいい(笑)

次に来たのはクエのお造りです。
ふぐ刺しのように身が薄いのかと思いましたが、全然そうではありませんでしたよ。
クエのお造り
ポン酢か塩を出されました。
この2つのどちらかでいただくそうです。
醤油じゃないんだ~と楽しみになってきましたよ。

うろ覚えなんですが、塩を出されたときに「どこかの岩塩?」と説明を受けたような…
本当に岩塩だったか、どこの塩だったのかも覚えておりません。
すけぞぉの記憶も当てになりませんね(涙)

ポン酢も塩もおいしかったのですが、すけぞぉも高ゾウも塩推しでした。

3番目に出てきたのはクエの唐揚げです。
唐揚げにもするんですね。
クエの唐揚げ
唐揚げというと“カラっと”というイメージでしたが“しっとり系”でした。
身(クエ)が柔らかで食べやすかったです。
お腹の中にスゥーと入っていくような感じですね。

唐揚げはレモンを絞って食べられます。
レモンありバージョンとなしバージョンの両方とも試しましたが、個人的には無しバージョンの方がタイプでした。

4番目に出てきたのがメインのクエ鍋です。(勝手にすけぞぉがメインだと思っている)
写真は2人前です。
クエ鍋
身が大きくて、すごくやわらかいです。
ポン酢と一緒に食べるんだけど、味はGOOD!
野菜もおいしいかったです。

クエには骨がありました。
骨は結構大きいから取りやすかったですが、小さい骨もチラホラあったのでちょびっと悪戦苦闘しました。

クエは高級食材(高級魚)なので最後の最後まで身を食べつくしてやろうと思い、魚にチューチュー吸い付くように食べました(笑)
おかげさまで綺麗に食べきりました(笑)

最後に出てきたのはクエのお寿司です。
お寿司は3種類、計6貫も出てきました。(クエ以外のお寿司もありました)
クエのお寿司
レモンが乗ってるクエのお寿司が個人的には一番好みでした。
ネタが厚いので1貫でもお腹に溜まっていく感がありますよ。

そこに関しては100円の寿司屋との大きな違い。
100円寿司の良さはもっと別のところにありますから。

高ゾウ曰く、「クエのお寿司は鯛(タイ)に似た感じ」とのことです。
すけぞぉはよくわかりませんが…

おいしかったから何でもいいや!(笑)

あとがき

すけぞぉも高ゾウも非常に満足しました。
5000円と聞くと少しお高めな感じがしますが、なんと言っても高級食材のクエですから。
個人的にはCP(コストパフォーマンス、またはコスパ)は高いと思います。

そんなに頻繁には食べには来られないけど、1年に1回くらいは“ちょこっと自分へのご褒美”で食べに来てもいいかも。
経験としてクエを食べることができたという意味でも満足です。

まったく余談ですが…
出てきたクエコース料理をカメラで撮っていたら主人が「恥ずかしい…」と言っていました(笑)

そういえば、クエといえば近畿大学水産研究所が養殖&研究をしています。
そちらのクエも気になりますね。

みなさんも御前崎にお越しの際はぜひクエ料理を堪能してみてくださいね。

最後に…

友情出演してくれた高ゾウ、ありがとう。
車の運転もお疲れ様でした。

この場所の情報

  • 店名:小松寿し(こまつずし)
  • 所在地:静岡県御前崎市池新田5799-1(旧浜岡町)
  • 営業時間:11:00~14:00、16:30~23:30
  • 定休日:月曜日
  • 駐車場:有
  • 駐車料金:無料

記事作成者:すけぞぉ

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コメント

  1. 大伴細人 より:

    クエってクエるんですね!?
    ハァ~、クイたい…。

    • すけぞぉ より:

      クエは食えるんですよ。
      なかなか食べる機会がないと思うので、ぜひ御前崎にお立ち寄りの際は行ってみてくださいね。

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